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バンコク―チェンマイ間高速鉄道 タイ運輸省が日本撤退のうわさ否定

2018年2月13日(火) 14時14分(タイ時間)
【タイ】タイ運輸省は11日、タイと日本の両国政府が共同で計画しているバンコクとタイ北部チェンマイを結ぶ高速鉄道について、日本が計画を中止したり、事業への投資を拒絶した事実はないと表明した。

 インターネットの交流サイト(SNS)などで、タイ政府が投資額を引き下げるため、列車の最高時速を当初の計画の300キロ以上から180―200キロに引き下げた上、駅の数を減らすことを提案し、さらに、日本側に低利融資だけでなく、共同投資も求め、日本側がこれらを拒否し、計画の中止を検討しているという情報が流れたことに反論した。

 タイ運輸省は、日本側による事業化調査報告について協議したが、共同投資に関する交渉や計画の撤回に関する話し合いはなく、タイ政府の投資負担を最小限にすることを目的に適切な投資モデルを模索していると説明。また、より低速な鉄道にして駅を減らしても投資額が大きく下がることはないという認識で日本側と一致しているとも主張した。

 バンコク―チェンマイ間高速鉄道については、沿線の人口、住民の経済力などの観点から、数千億バーツに上る巨額の投資を回収できるかどうか疑問視する見方が強い。タイ内務省によると、タイ北部で最も人口が多いのはチェンマイ県で、2015年末時点で外国人13万人を含め173万人。2017年の北部の世帯平均収入は月1万9843バーツ(バンコク首都圏4万1335バーツ)だった。

 タイ政府は中国政府と、ラオス国境のタイ東北部ノンカイ市とバンコクを結ぶ高速鉄道建設にも乗り出しているが、こちらも両国間の調整、設計などが遅れ、計画の先行きは不透明だ。
《newsclip》

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