ビィ・フォアードは、ミャンマーが右ハンドル車全面輸入禁止となったことを受け、中古日本車離れを防ぐ目的で首都ヤンゴンに3月17日、初の公式エージェントオフィスを開設した。
ミャンマーはここ数年、日本の中古車輸出仕向地の1、2を争う市場となっており、新車より質の良い日本の中古車が好まれてきた。しかし2018年から右ハンドル車が全面輸入禁止となったことで、日本からの中古車輸出が実質的に停止。ミャンマー消費者の中古日本車離れが予想されている。
右ハンドル車が全面輸入禁止となったものの、ビィ・フォアードは、左ハンドルの日本車をはじめとする中古車を、韓国や欧州、ドバイなどから輸出する三国間取引で、ミャンマー市場でのビジネスを継続。これまで通り多くの在庫の中から中古車を購入できることを消費者に直接アピールするため、新オフィスでは、エンドユーザーにWEBサイトを見せながら、現地スタッフが1台1台在庫から提案するサービスを行う。さらに、輸入許可手続きや通関、車検までをワンストップで行うなど、エンドユーザーが簡単に中古車を買える環境を整え、ミャンマーでの知名度向上を図る。
また、左右ハンドルの規制がない農機や重機、輸入規制のないエンジンなどの自動車部品の販売にも力を入れるほか、中古コピー機など自動車以外の幅広い商材に対しても、新オフィスを拠点に販売ルートを確立、マーケティングデータを取得し、今後の展開に繋げていく計画だ。
ビィ・フォアード、右ハンドル車全面輸入禁止のミャンマーに新オフィスを開設
2018年3月19日(月) 09時46分(タイ時間)
《纐纈敏也@DAYS@レスポンス》
【関連記事】
注目ニュース
日本の中古車市場が辿ってきた道をインドネシアも辿ることになれば、日系企業はインドネシアにおいて何をしていくべきか。インドネシアにおける中古車流通オークションの現状から方向性を示してみた。
マレーシアで中古車検査ビジネスをスタートした株式会社オークネット。現在の取り組みについてオークネット(マレーシア)の担当者に話を聞いた。
2017年9月に台湾を訪問し中古車流通を調査した。ネットワーク化された中古車ディーラーブランドが多く存在する。日本に比べるとまだ遅れているが、アセアン各国に比べると中古車流通が発展している市場だ。
2017年8月、インドネシアの首都ジャカルタ周辺の中古車販売店を訪問。現場にいるインドネシア人から、現在のインドネシア中古車市場について生の声を聞いてきた。
特集
- ├1~3月のタイ新車販売19%増、23.1万台 [ 2022年4月25日 23時28分(タイ時間) ]
- ├タイ 3月のBEV販売83%増、645台 [ 2022年4月25日 23時27分(タイ時間) ]
- └「竜789」が4800万円 タイで自動車ナンバープレート競売 [ 2022年4月23日 16時45分(タイ時間) ]
新着PR情報
- 【タイ移住】タイランドエリートの新サービス「国内リムジン送迎」
- 〈業界事情〉会計システムに対するAI活用について-2
- 【製品紹介】品質向上と経費削減を両立、溶剤を使わないプラズマ表面処理…
- 製造や物流の現場でのお悩みを解決! 倉庫管理システム「WMS」
- 東部経済回廊(EEC)域内チョンブリ県に新規開発「ヤマト工業団地」
- 紙やエクセルなどの現場帳票をそのまま電子化「i-Reporter」by Move
- 【IT担当必見】IoTのデジタルセキュリティの脅威とは?
- 在タイ日本人が安心して通える「バムルンラードインターナショナル病院」
- 最新のIT製品とテクノロジーでお客様の成功をサポートします。MATERIAL AU…
- 日系企業130社以上が入居するタイ有数の不動産会社による賃貸工場・倉庫
- 航空券オンライン予約好評受付中! Shindai Co., Ltd.
- 日本人が現場に立ってこその施工 Fukutaka Komuten
- 心で感じて心で応える精密技術の開発を追求 Nishii Fine Press (Thailand…
- パッケージを主体としたセミオーダーメイド システム開発・導入・運用保…
- 幼稚部から高校までのインター校、世界レベルのカリキュラムをバンコクで5…
- タイでも潤滑油は出光!「アポロタイ」まで