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タイ格安航空ノックエアでフライト遅延頻発、路線拡張で機材足りず?

2018年3月20日(火) 12時45分(タイ時間)
ノックエアのQ400型機の画像
ノックエアのQ400型機
写真提供、Nok Airlines
【タイ】「運賃が安くても遅延ばかりでは誰も乗らない」、「エアアジアの方がまし」。

 慢性赤字にあえぐタイの格安航空ノックエアでフライトの遅延が頻発し、同航空の公式フェイスブックにフライトの遅延を批判するコメントがあふれている。

 フライト遅延は路線拡張に機材数が追いついていないことが原因とみられ、タイ民間航空庁(CAAT)がフライトスケジュールの見直しを指示する可能性が出てきた。

 ノックエアのピヤ・ヨードマニ最高経営者(CEO)は19日、記者会見を開き、フライトの遅延と乗客への説明不足を認めて謝罪し、4月中旬のソンクラン(水かけ祭り、タイ正月)までに事態を正常化させたいと述べた。また、14日にアーコム運輸相を訪ね、改善策を説明したことを明らかにした。

 タイのテレビ報道によると、CAATはノックエアのフライト遅延は路線拡張にともなう無理な機材繰りが原因とみており、是正を促す方針。また、3月下旬に職員を同社に派遣し、安全運航に問題がないかどうか、機体整備や操縦士の状況を調査する。

 ノックエアは2004年、マレーシアの格安航空大手エアアジアのタイ進出に対抗するため、タイ政府系資本とタイ王室系資本が中心となり設立された。当初は筆頭株主であるタイ国際航空の格安部門と目されたが、ノックエアの創業株主で名門サラシン家出身のパティー前CEOが独自経営を続けた結果、タイ航空とはぎくしゃくした関係が続いた。

 近年はエアアジアなどとの競争激化で苦戦が続き、2014―2017年に累計61億バーツの赤字を出した。昨年5月、資金不足を解消するため、株主割当増資を行ったが、タイ航空は増資に応じなかった。パティー氏は昨年9月にCEOを辞任、副会長に就任した。

 3月16日時点のノックエア株の持ち株比率はタイ自動車部品大手サミット・グループのオーナー、ジュラーンクーン家49.3%、タイ航空21.8%など。
《newsclip》

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