気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2018年3月23日付
●電動三輪車インド疾走、汚染大国、エコタクシーが活躍(読売・8面)
●ピーチ・バニラ統合、海外LCCに対抗、「2019年末メド」発表(読売・10面)
●レクサスを体験、トヨタが新施設、ミッドタウン日比谷(読売・10面)
●マツダ社員強殺、控訴棄却(読売・33面)
●ストライブの特別仕様「Z」(朝日・6面)
●高関税対象5.3兆円規模、対中国、米大統領署名へ(毎日・2面)
●李明博元大統領逮捕、韓国検察、収賄・横領などの疑い(産経・1面)
●ヤマハ発など産学官チーム、海底探査の国際大会挑戦(産経・10面)
●米輸入制限、日本適用へ、通商代表発表、EUと6か国除外(東京・7面)
●レンタカーにレクサス追加、トヨタ、来月から(日経・15面)
●配送車にバイオ燃料、セブン、環境対策を推進(日経・16面)
ひとくちコメント
すでに一部のメディアでも報じられていたが、格安航空会社(LCC)国内2位のピーチ・アビエーションと同3位のバニラ・エアが、2019年度末をめどに経営統合すると正式に発表した。ブランドはバニラを吸収する形でピーチに一本化し、両社の統合後の売上高は、単純試算では760億円規模となり、LCC首位のジェットスター・ジャパンを上回り、業界トップに躍り出る公算だ。
きょうの各紙も「ピーチ・バニラ統合発表、LCC中距離路線進出狙う」などと、経済面で大きく取り上げている。
それによると、ピーチ・アビエーションは関西空港が拠点で、バニラ・エアは成田空港を拠点としているが、ピーチはANAホールディングス(HD)の連結子会社で、バニラは完全子会社。ANA HDでは、傘下にある両社を統合することで機材の運用や整備を共同で行うなどのメリットを活かして経営基盤を強化し、成長が見込める片道7~9時間以内のアジア各地への中距離路線を拡大していく狙いがあるという。
両社の統合で、国内線と国際線を合わせて50路線以上を持つことになり、20年度の売上高は17年3月期の単純合算と比べて2倍程度の1500億円、営業利益で150億円規模を目指す方針とも伝えている。
ただ、日本では6年前の2012年がLCC元年といわれ新規参入が相次ぎ、割安な運賃の国内線が多数就航したが、LCCのシェアはまだ1割程度にとどまっているのが現状という。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて海外のLCCが日本への路線を就航してくるなど激化も予想される中、統合後のピーチとバニラが、安全運行で上昇気流に乗ることが出来るかどうか、注目される。
ピーチとバニラ2019年度末めどに統合、ジェットスター抜き国内LCC首位へ[新聞ウォッチ]
2018年3月23日(金) 11時00分(タイ時間)
《福田俊之@レスポンス》
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