気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2018年5月14日付
●電動化、自動運転に5兆2000億円を投資、アウディ、25年までに(読売・4面)
●睡眠不足時は乗務禁止、バス・トラック事故防止策 国交省、来月から、運転前にチェック義務化(朝日・1面)
●インタビュー最前線、光岡自動車・光岡進会長、レトロな外観が人気に(毎日・8面)
●米、輸入車20%関税案、米紙報道(産経・2面)
●「車離れ」の若者に広がり、1日だけの自動車保険(産経・13面)
●柳瀬氏答弁納得せず75%、働き方法案不要68%共同世論調査(東京・1面)
●EV基幹部品の生産倍増、ホンダ系部品のケーヒン(日経・5面)
●エヴァ新幹線、最終発進(日経・29面)
ひとくちコメント
「常識」という言葉を辞書で調べると「一般に学問的知識とは異なり、普通人が社会生活を営むためにもち、またもつべき意見、行動様式の総体をいう」とある。その同義語には「当たり前」とか「決まり切った」などもある。
そんな言葉の意味を噛みしめながら、きょうの朝日が1面トップで取り上げた記事を読むと、何んとも情けない話だと思う人も少なくないだろう。そのタイトルは「睡眠不足時は乗務禁止」。
記事によると、「トラックやバスの運転手は6月から、乗務前に必ず睡眠状態のチェックを受け、不足の場合は乗務できなくなる」と伝えている。貨物自動車運送事業法などに基づく省令を改め、事業者がドライバーを乗務させてはならない項目に「睡眠不足」を新たに盛り込むとしている。
輸送業界は人手不足が深刻で、運転手が過酷な勤務を強いられ睡眠不足による事故も目立つことから、国土交通省が事業者への義務化を決めたそうだ。
「睡眠不足禁止」が義務化されれば、事業者は、乗務前に運転手の健康状態や飲酒の有無などを確認する「点呼」の際に、睡眠不足による集中力低下など安全に支障がでる状態にないか、丁寧に確認して結果を記録として残さなければならないという。
万が一、「睡眠不足のまま乗務を許可したと認定されれば運行停止など行政処分の対象となるため、事業者は厳しい対応を求められる」としている。「睡眠不足禁止」を義務化すれば、事故の防止には一定の効果が期待されるものの、ドライバー不足の解消にはならない。トラック・バスに限らず、まずは若者を中心にクルマに興味を抱いてもらうための啓蒙活動が必要だろう。
「睡眠不足時」トラック・バスの運転禁止---国交省、6月から義務化[新聞ウォッチ]
2018年5月14日(月) 10時31分(タイ時間)
《福田俊之@レスポンス》
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