メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は7月6日、中国でレベル4の自動運転の公道テストの認可を、海外の自動車メーカーとして初めて取得したと発表した。
メルセデスベンツは自動運転の実用化を目指して、世界各地でテストを実施。中でも、とくに中国を重視している。それは、中国の都市中心部での試験走行は、自動運転車にとって最も厳しい環境のひとつになるため。なぜなら、多くの二輪車、三輪車、歩行者が行き交い、欧州や米国よりも自動運転機能の要件が異なるからという。
さらに、中国独自の道路標識も複雑。例えば、歩行者の横断歩道と同様の白線が高速道路にあり、それは車間の最小距離を示しているという。自動運転車のセンサーはこれを認識して、正しく解釈することが必要。また、速度制限に関しては、車線ごとに異なる場合もある。
メルセデスベンツは、中国のインターネット検索最大手、百度(Baidu=バイドゥ)の自動運転開発プロジェクト「アポロ」(Apollo)と連携。アポロは、自動運転のオープンプラットフォーム。自動運転車のすべての主要な特徴や機能をサポートする包括的かつ安全なソリューションを開発している。
メルセデスベンツ『Vクラス』ベースの車両に、このアポロの自動運転オープンプラットフォームを組み込んだテスト車両を開発。中国北京市を中心に公道走行テストを行い、完全自動運転レベル4の実用化を目指す。
メルセデス、レベル4の自動運転の公道テスト認可を取得…海外メーカーで中国初
2018年7月9日(月) 21時14分(タイ時間)
《森脇稔@レスポンス》
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