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清水建設、ベトナムで枯葉剤由来ダイオキシン汚染土壌の洗浄プラント

2018年7月10日(火) 23時00分(タイ時間)
【ベトナム】清水建設はベトナム国防省と共同で、枯葉剤由来のダイオキシン汚染土壌が大量に残るホーチミン市近郊のビエンホア空港内に土壌洗浄プラント(最大処理能力、毎時40トン)を建設し、汚染土壌の洗浄実証試験を2019年1月中旬から4月末まで行う。

 ベトナム政府が計画している同空港の土壌浄化に向けた技術選定プロセスの一環。清水建設が洗浄プラントと関連機器の整備、運搬、建設、運転管理など、ベトナム国防省が土地整備、周辺インフラ工事などを担当する。

 ベトナム国内にはベトナム戦争時に米軍が散布した枯葉剤に由来するダイオキシン汚染土壌が多く残され、米軍基地として利用されたダナン、ビエンホア、フーカットの各空港をはじめ、28カ所の高濃度汚染エリアが存在する。深刻な健康被害が大きな社会問題となっており、ベトナム政府は2030年までに全土の土壌浄化事業を完了する目標を掲げている。ビエンホア空港には約85万トンに及ぶ同国最大規模のダイオキシン汚染土壌が存在すると推測され、土壌浄化事業の早期着手に向け、現在、事業主体となるベトナム国防省が適用技術の選定作業を進めている。

 土壌洗浄は一般的な焼却処理と比べて低コストかつ環境負荷の低い土壌浄化技術。清水建設の洗浄技術を適用すれば、ダイオキシン含有量の90%以上を除去でき、洗浄処理した汚染土壌量の7割近くを浄化土として再利用できる見込み。残りの約3割に焼却処理を適用することで、焼却処理単独の半分程度のコストで土壌浄化を実現できる。実証試験では、ダイオキシン除去率95%を目標に、汚染土壌の洗浄処理を行う。
《newsclip》

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