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〈タイ業界事情〉拡大期待される東部経済回廊(EEC) Kabinburi Industrial Zone

2018年8月15日(水) 21時13分(タイ時間)
Mr. Sutham Chanchamcharat (Asst. Managing Director)Kabinburi Industrial Zoneの画像
Mr. Sutham Chanchamcharat (Asst. Managing Director)Kabinburi Industrial Zone
Mr. Sutham Chanchamcharat (Asst. Managing Director)
Kabinburi Industrial Zone

長期的視野で見守るべき開発と発展 すでに拡大が見込まれるEEC

 タイでは現在、「東部経済回廊(Eastern Economic Corridor、EEC)」という言葉がよく聞かれる。タイ政府が主導、チャチュンサオ、チョンブリ、ラヨンのタイ東部3県で次世代自動車、航空、スマートエレクトロニクス、デジタル、ロジスティクス、医療ツーリズムといったハイテク産業の投資を促進させると同時に、陸海空インフラを開発させる構想の名称だ。

 今後5年間で見込める投資額はざっと1兆6800億バーツ。開発の内訳は以下のとおり。

* 新都市・病院=4000億バーツ
* 観光促進=2000億バーツ
* 工業=5000億バーツ
* 高速道路=353億バーツ
* 複線鉄道=643億バーツ
* 高速鉄道=1580億バーツ
* レムチャバン深海港=880億バーツ
* マプタプット深海港=101億5000万バーツ
* ウタパオ空港=2000億バーツ


 タイ東部はもともと、東部臨海工業地帯(イースタンシーボード)として発展してきた地域であり、今回はその中でもチャチュンサオ、チョンブリ、ラヨンの3県に特化してさらなる開発を試みるといった構想であり、早期の実現が期待されている。だがそれと同時に、同3県がすでに投資先としては飽和状態であることも周知のとおりであり、政府が見込むような5年という短期間で実現するか否か、疑問の声が挙がっているのも事実だ。地価や人件費などの高騰を考えれば、投資家にとって新規事業の立ち上げも既存事業拡張も容易ではない。

 タイおよび周辺諸国にはそもそも、大メコン経済圏(GMS)としての経済回廊が敷かれ、タイ東部には南回廊(R1)が走る。さらにカンボジア国境のトラートとサケーオの両県が経済特区に指定されており、投資家はこれらの経済回廊や経済特区の開発状況も見越さなくてはならない。最近はEECがより取り上げられるが、投資誘致に積極的な地域はタイ東部全体であり、チャチュンサオ、チョンブリ、ラヨンの3県だけが優遇されているわけではない。

 EECに関しては、現在の計画のみを精査するのではなく、タイ東部全域を俯瞰(ふかん)しつつ今後の展開を予想することが必要だ。すでに、「東部プラチンブリ県が組み込まれることになる」とささやかれており、個人的には東北部ナコンラチャシマ県にも広げる必要があると思っている。

 現在のチャチュンサオ、チョンブリ、ラヨンの3県で、今後5年の1兆6800億バーツの投資は難しいかも知れないが、対象地域を周辺県に拡大してもっと長期的な視野で発展を見据えれば、実現は十分に可能であろう。投資家の事業地の選択も、周辺県を見込んだものでなければならないといえる。

Kabinburi Industrial Zone
住所:
バンコク事務所:77/84 Sinsathorn Tower 21 st Floor, Krungthonburi Rd., Klongsan, Bangkok 10600
カビンブリ事務所:K.m. 12 on Highway no. 304 (Kabinburi-Pakthongchai) Kabinburi Korat Rd., Kabinburi, Prachinburi 25110
電話:0-2440-0900-3 ファクス:0-2440-0904
Eメール:sales@kabinburi.com, kabinburi1990@yahoo.co.jp (担当:粕谷)
ウェブサイト:http://www.kabinburi.com/
《newsclip》


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