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【PR】タイの生産管理システム事情 ― 生産スケジューラ事情-4 ―

2018年9月2日(日) 17時44分(タイ時間)
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タイの生産管理システム事情 ― 生産スケジューラ事情-4 ―
タイの生産管理システム事情

 先日、新しい代理店開拓のため、ジャカルタからバンコクをご訪問させていただいた。当社のタイ市場も当方が駐在させていただいた数年前に比較するとシュリンクしつつあるためだ。しかし、今回の訪問で各社からは、タイのIT市場もあがってきている、特にIOTにからめたIT投資検討が堅調と聞いた。

 各新規パートナー(製造業のITを生業にする企業)からは、数年前と比較すると、「現地の日本人の生産管理システムへの理解が希薄になっており、タイ人の方の役割が大きい」という意見を多くいただいた。

 当社製品はすでにタイ語版があるが、地元のパートナーに翻訳をお願いしているため、バージョンが古い。製品的には問題はないが、タイ語のホームページの再立ち上げなども含めて、今後はタイ語での情報発信を増やす必要がある。

 また、先日ジャカルタのジェトロの方に伺った話では、日本車はインドネシアは内需目当て、タイは輸出という話だったが、お話の中で興味を持ったのは、「いつまでも日本車の世界ではないのではないか?」という指摘だ。インドネシアもタイも日本車のシェアが高いものの、変わりつつある。中国製がいつまでも品質問題を抱えているとはいえず、一国一制度のもと、スピード感と投資の規模感をもって両国に進出してきている。将来は中国企業の工場に当社製品を売り込む必要がある。当社上海法人もすでに中国国内ユーザが100を超えたが、今回増資して、さらなるビジネス拡大を目指す。

 最近は当方も中国語を勉強し始めた。中国メインランドに駐在していた時はもちろん、アセアンに来ても中国パワーは日本のそれをうわまるからだ。

 話をタイの生産管理システムにもどすと、そのようなグローバル化の中で、高度化は否めない。昨今はIOTの掛け声のもと、日本の技術をタイ人に移管していく事業が、タイ政府の肝いりですすめられているというが、まだ、現場の情報を取り上げるといった初期的段階の域を出ない。今後、日本のIOT技術が広まってくるとしても本当にそれが、タイの工場に会うのかは精査しなければならないと思う。

 当社の生産スケジューラのビジネスの観点からすると、既存の大手日系製造業が生産管理システムに対するプラスアルファの機能として、検討が盛んになっている。当社にとってビジネスチャンスともいえるが、気をつけなければならない点もある。前述のような状況で、タイの生産管理マネージャが当社製品を採用しようとしても、日本人のマネージャが躊躇する場合も多い。生産管理システムの導入にも言えるが、一社一社の顧客への導入を成功させていかなければならない。競争相手も多くなる。動かないシステムを導入するような会社には明日はない。

 Fujiiアスプローバ株式会社 
副社長 藤井賢一郎

日本国内・アジア域で500社以上の製造業に生産スケジューラを導入するプロジェクトに関わる。ここ10年は中国・タイ・インドネシアとアジア各国に駐在し、ビジネスを拡大生産管理・生産スケジューラに関わる複数著書がある。
《newsclip》


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