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タイ政党支持率 タクシン派プアタイ29%、軍政派プラチャ―ラット21%

2018年9月24日(月) 23時34分(タイ時間)
【タイ】タイ国立開発行政研究院(NIDA)が17、18日に18歳以上のタイ人を対象に実施した世論調査(回答者1251人)で、政党支持率1位は軍事政権と対立するタクシン元首相派の「プアタイ党」で28.9%(7月調査31.2%)だった。

 2位は軍政派の新党「パランプラチャーラット党」で20.6%(同21.9%)、3位は保守中道で反タクシン派の「民主党」で19.6%(同16.5%)、4位は軍政との対決姿勢を鮮明にしている新党「新しい未来党」で15.5%(同9.6%)だった。

 一方、「首相になって欲しい人」の1位はプラユット・ジャンオーチャー首相(元陸軍司令官、64)で29.7%(7月調査31.3%)だった。2位はプアタイ党の有力女性政治家で保健相などを務めたスダーラット・ケユラパン氏(57)で17.5%(同15%)。3位は自動車部品大手タイ・サミット・グループの創業者一族で新しい未来党を設立したタナートン・ジュンルンルアンキット氏(40)で13.8%(同7.5%)。4位は民主党のアピシット・ウェーチャチーワ党首(元首相、54)で10.7%(同10.5%)。

 軍政は2019年前半に実施するとみられる民政移管のための議会下院(定数500)総選挙後も政権を担う構えで、プアタイ、民主などからの有力政治家の引き抜き、事実上の地方遊説である地方閣議の開催、地方への予算投下などで、地盤固めを急いでいる。軍政が作成し昨年施行した新憲法の規定で、議会上院(定数250)の議員は軍政が事実上選任するため、軍政は下院で130―140議席を確保すれば政権を維持できる。

 こうした状況の中、下院総選挙でプラユット首相の続投を阻止するには、プアタイ党と民主党が手を組む以外に方法はないとみられる。ただ、両党は犬猿の仲の上、民主党は一枚岩と言えない状況だ。アピシット党首は民主主義を守る立場からプラユット首相の続投に否定的な態度を示しているが、民主党の支持層は軍政と重なる部分が多く、党内には軍政への協力を支持する声も強い。
《newsclip》

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