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タクシン政権元閣僚率いる政治家60人、タイ軍政派政党に加入

2018年11月19日(月) 15時30分(タイ時間)
【タイ】タクシン政権(2001―2006年)で副首相、労相などを務めたソムサック・テープスティン氏、同政権で副首相、工業相などを務めたスリヤ・ジュンルンルアンキット氏が率いる元下院議員ら約60人が18日、タイ軍事政権派の新党、パランプラチャーラット党に入党した。

 ソムサック、スリヤの両氏は自派閥の政治家や2大政党であるタクシン派のプアタイ党と反タクシン派のタイ民主党などから引き抜いた元議員らを引き連れ、パランプラチャーラット党に合流した。タクシン政権で副首相、財務相などを務め、現在、反タクシン派の軍政で経済担当の副首相を務めるソムキッド・ジャトゥシーピタック氏の意向を受けたものとみられる。

 パランプラチャーラット党の幹事長を務めるソンティラット商務相は党勢拡張を受け、来年2月の実施が予想される民政移管のための議会下院(定数500)総選挙で350議席以上獲得できるという見通しを示した。ただ、今回パランプラチャーラット党に入党した顔ぶれ、人数はタイでの当初の報道を下回った。

 軍政は下院選後も政権を担う構えで、既存政党からの有力政治家の引き抜き、事実上の地方遊説である地方閣議の開催、地方への予算投下などで地盤固めを急いでいる。軍政が作成し昨年施行した新憲法の規定で、議会上院(定数250)の議員は軍政が事実上選任するため、軍政は下院で130―140議席を確保すれば政権を維持できる。

 パランプラチャーラット党は軍政のこうした構想の中核を担うとみられ、ソムキッド副首相の側近であるウタマ工業相が党首に就くなど、現職の閣僚4人が参加している。
《newsclip》

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