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スパイバー、タイに構造タンパク質発酵生産拠点

2018年11月28日(水) 22時55分(タイ時間)
【タイ】スパイバー(山形鶴岡市)は人工構造タンパク質素材の量産に向け、発酵精製プロセスを担うマザープラントをタイ東部ラヨン県のイースタンシーボード工業団地に建設する。2021年に商業生産を開始し、年間数百トンの生産を予定している。

 建設資金調達のため、9月末に海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)などを引受先とする第3者割当増資を実施し、50億円を調達した。

 ラヨン県のプラントは同社初の海外拠点で、鶴岡市で稼働中の発酵パイロットプラントの約100倍の規模。ラヨン工場から出荷したタンパク質は鶴岡市の本社内紡糸設備で繊維に加工する。

 タイは発酵の原料となるバイオマス資源が豊富で、スナイバーが当面の重点分野と位置付けるアパレル、自動車産業が集積している。

 スナイバーは2007年設立。創業者である関山和秀氏と菅原潤一氏が2004年から慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)で取り組みはじめたクモ糸人工合成の研究成果を活用し、タンパク質由来の新素材を開発、世界に先駆けて量産技術の確立に成功した。同社が生産する新素材の人工構造タンパク質は、繊維として布帛やニット、不織布への加工のほか、樹脂、フィルム、ゲルへの加工、複合材料への展開が可能。
《newsclip》

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