今や国内外で幅広く知られるようになった、タイ政府主導による「Thailand Industry 4.0」。タイ経済全体に刺激を与えるための一大政策です。
産業の創出と発展を促す試みの中で、タイ工業団地公社(IEAT)が担う役割の一つに、「東部経済回廊(EEC)」構想の実現があります。該当地域の発展と競争力の強化です。
EEC構想を成功させるカギはやはり、地の利の最大限の利用です。同地域はまさしく、近代的でより盛んな貿易を促す、タイの交通と物流のハブとなり得るロケーションです。
新たなS字カーブを示すであろう今後の産業発展には、「次世代自動車」、「スマート・エレクトロニクス」、「観光・医療ツーリスム・一般国民の増収と健康向上」、「農業および生物工学」、「将来食糧」といった5種の産業が含まれることになるでしょう。
そしてさらに、新たなS字カーブとして、「ロボット工学」、「航空産業およびロジスティクス」「バイオ燃料および生化学」、「デジタル産業」、そして「医療ハブ」といった業種が発展していくでしょう。東部ラヨン県マプタプット郡も石油化学工業の拡大が見込まれます。
最近技術を駆使した自然に優しい発展です。国際貿易においての免税地区、港、空港の開発などが開発され、特別免税貿易地域が確立、税制面の優遇と金融的利益が期待されます。
EECは今後、目の話せない地域となっていくでしょう。中でも注目されているのが、「Smart Park」と名付けられたハイテク産業に特化した工業団地です。デジタル産業という新しい産業分野をサポート。投資家、実業家、そしてその他さまざまな人々に新たなライフスタイルを提供するための開発です。「工業団地4.0」をコンセプトとして、斬新なデザインとレイアウト、万全なセキュリティ、高速インターネット、通信設備、投資家のためのタイ最大級のデータセンターなどの構築が見込まれています。
これらの開発と同様もう一つ、興味深いプロジェクトが存在します。先に触れたマプタプット産業港の第3期開発です。タイ東部経済地域の開発事業の中で5本の指に入る重要さで、石油化学工業の拡大計画となっています。タイという国家を俯瞰(ふかん)する際、同計画は2次元での利益が期待されています。1次元は経済において、もう1次元は社会においてです。
IEATが手がけるEECという地域と経済の発展。EECのみならずタイという国への投資。人々のライフスタイルのための、投資家が望むものを提供するための工業団地開発。価値あるタイへの投資、EECというデスティネーション。未来の確信を築きます。
タイ工業団地公社(IEAT)連絡先(いずれも英語)
電話:+66-2253-0561
コールセンター:+66-2207-2700
ファクス:+66-2252-6582, +66-2253-4086
Eメール:investment.1@ieat.mail.go.th
地域発展のための東部経済回廊(EEC)構想、タイ工業団地公社(IEAT)が試みる投資促進【記事広告】
2018年11月29日(木) 22時41分(タイ時間)
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