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バンコクエアで株価操作、CEOら3人に罰金5億バーツ タイ株長者のプラスート氏

2019年1月21日(月) 23時27分(タイ時間)
【タイ】タイ証券取引委員会(SEC)は18日、株価操作を行ったとして、タイの民間航空会社バンコクエアウェイズ(BA)の取締役3人に対し、罰金4億9945万バーツの支払いを命じるとともに、上場企業の取締役、経営職に就くことを禁じた。

 処分を受けたのは最高経営責任者(CEO)のプラスート・プラサートーンオーソト氏とCEO秘書室長のナルモン氏、プラスート氏の娘のポラマポン氏。SECによると、3人は2015年11月から2016年1月にかけ、タイ証券取引所(SET)で身元を隠してBA株を相互に売買し、株価を操作した。

 処分を受け、BAは21日、プラスート氏とナルモン氏が全役職を辞任したと発表した。ポラマポン氏については言及しなかった。プラスート氏とナルモン氏は今回の処分を不服として裁判で争う方針だという。

 一方、タイの私立病院最大手バンコク・ドゥシット・メディカル・サービス(BDMS)は同日、プラスート氏が同社の取締役・CEO兼社長を、ポラマポン氏が取締役・最高執行責任者(COO)を辞任したと発表した。

 プラスート氏はBDMS、BAなどを創業した著名実業家。タイの個人が所有するSETとSET2部市場(MAI)の上場株式の時価総額ランキングで2018年まで6年連続で1位(2018年は771.3億バーツ)となっている。

 BAとBDMSの21日の株価終値はそれぞれ前営業日比7.1%、8.5%下落した。

 BAは1968年設立。2013年にSETに上場した。バンコクのスワンナプーム空港を拠点に、タイ南部サムイ島、プーケット島、北部チェンマイ、カンボジアのシェムリアップなどに定期便を運航している。運航機材40機。2018年1―9月期は売上高216億6400万バーツ、最終利益6億6400万バーツ。
《newsclip》

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