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タイ軍政派政党に若者そっぽ 18―25歳の支持率3.7%

2019年2月4日(月) 20時32分(タイ時間)
【タイ】タイ国立開発行政研究院(NIDA)が国政選挙での投票経験がない18―25歳のタイ人男女を対象に1月30日―2月2日に実施した世論調査(回答者1254人)で、タイ軍事政権派の新党「パランプラチャーラット党」の支持率は3.7%と低迷した。

 政党支持率1位は軍政と対立するタクシン元首相派の「プアタイ党」で18.7%、2位は軍政との対決姿勢を鮮明にしている新党「新しい未来党」で13.9%、3位は保守中道で反タクシン派の「民主党」で10.7%だった。44.6%は支持政党を決めていない。

 3月24日投票の議会下院(定数500)総選挙については、84.9%が「投票する」と回答。「投票しない」は8.5%、「わからない」は6.5%だった。

 タイ軍部は2014年5月、プアタイ党政権に対する大規模なデモを理由にクーデターに踏み切り、全権を掌握した。以来5年近く、政治活動を禁止し、反政府的な言論を弾圧してきたが、国内外の圧力を受け、8年ぶりの下院選実施を受け入れた。

 ただし、権力を手放す気はない。軍政はパランプラチャーラット党を立ち上げて、他党から有力政治家多数を引き抜く一方、事実上の地方遊説である地方閣議の開催、地方への予算投下などで地盤固めを急いでいる。また、軍政が作成し2017年に施行した新憲法の規定で、軍政が議員を事実上選任する議会上院(定数250)が議会下院とともに首相指名選挙で投票するため、軍政は下院で130―140議席を確保すれば政権を維持できる。公選制の下院についても、プアタイ党、民主党といった大政党が不利になるよう選挙制度を変更しており、下院選が実施されても、タクシン派など軍政と敵対する勢力が政権を奪還するのは困難な情勢だ。
《newsclip》

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