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反タイ軍政3党、東北で支持率7割超

2019年2月14日(木) 02時40分(タイ時間)
【タイ】タイ国立コンケン大学イサーン事業経済研究センターが9、10日にタイ東北部(イサーン)20県の18歳以上の有権者を対象に実施した政党支持率調査(回答者1108人)で、軍事政権と対立するタクシン元首相派の「プアタイ党」が支持率44.8%で1位だった。

 2位は軍政との対決姿勢を鮮明にしている新党「新しい未来党」で21.2%、3位はタクシン派の衛星政党「タイラクサーチャート党」で7.5%と、反軍政3党の支持率が計73.5%に達した。

 支持率4位は軍政派の「パランプラチャーラット党」で7.4%、5位は旗幟を鮮明にしていないプームジャイタイ党で6.1%。タクシン派のライバルである「民主党」は3.9%、6位と、東北での不人気ぶりが顕著だった。

 タイ軍部は2014年5月、民主党支持者によるに大規模な反政府デモを理由にクーデターでプアタイ党政権を倒し、全権を掌握した。以来5年近く、政治活動を禁止し、反政府的な言論を弾圧してきたが、国内外の圧力を受け、8年ぶりの議会下院(定数500)総選挙の実施を受け入れた。投票日は3月24日。

 ただし、権力を手放す気はない。軍政はパランプラチャーラット党を立ち上げて、他党から有力政治家多数を引き抜く一方、事実上の地方遊説である地方閣議の開催、地方への予算投下などで地盤固めを急いでいる。また、軍政が作成し2017年に施行した新憲法の規定で、軍政が議員を事実上選任する議会上院(定数250)が議会下院とともに首相指名選挙で投票するため、軍政は下院で130―140議席を確保すれば政権を維持できる。公選制の下院についても、プアタイ党、民主党といった大政党が不利になるよう選挙制度を変更した。
《newsclip》

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