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日立、タイ語の感性分析エンジン共同開発 ソーシャルメディア特有の口語表現に対応

2019年2月20日(水) 23時49分(タイ時間)
【タイ】日立製作所は20日、AI(人工知能)を活用してタイ語文書を「ポジティブ」「ネガティブ」「ニュートラル」に分類できる感性分析エンジンのプロトタイプをタイ国立プリンス・オブ・ソンクラー大学プーケット校と共同開発したと発表した。

 ソーシャルメディアから収集した約1億語のタイ語データをもとにプリンス・オブ・ソンクラー大学が構築したタイ語感性辞書と日立のデータ処理技術などを組み合わせて開発した。タイ語のソーシャルメディアで特有のテキスト処理が困難な綴(つづ)りや長音符、擬音語に近い新しい造語などに対応した感性分析が可能。分析精度をさらに精緻化し、4月から日立の「感性分析サービス」で実装する予定だ。日立がタイ東部のアマタシティ・チョンブリ工業団地に開設した「ルマーダ・センター・サウスイーストアジア」を拠点に、自動車メーカーやホテル、病院、銀行、公共機関などに売り込む。

 タイは約6900万人の人口に対し、フェイスブックを5000万人、ツイッターを1200万人が利用するなどソーシャルメディアの普及率が高く、ソーシャルメディアを活用し、タイの国民性を考慮したサービスや商品の開発が求められている。その一方、ソーシャルメディアで使用されるタイ語は特殊な口語表現が多く、他言語に比べ処理が困難だった。

 日立は2018年10月から、日本語の各種メディアや会話記録から、顧客の声を約1300種類の話題、感情、意図に分類できる「感性分析サービス」を提供している。
《newsclip》

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