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タイ洞窟救出劇がテレビシリーズに ネットフリックスで配信

2019年3月11日(月) 00時31分(タイ時間)
【タイ】タイ北部の洞窟で遭難した少年サッカーチームの13人が奇跡的に発見、救助された事件が米映画会社SKグローバル・エンターテインメントによりテレビシリーズ化され、 米動画配信サービス大手ネットフリックスで配信される見通しとなった。

 タイ文化省の報道官が7日、明らかにした。13人には1人約300万バーツが支払われるという。

 遭難したのは少年サッカーチーム「ムーパー(イノシシ)」の11歳から17歳の選手12人とアシスタントコーチの男性(25)。13人は2018年6月23日、タイ北部チェンライ県の洞窟に遊びに行った際に、雨による増水で入り口が塞がれ、洞窟奥の岩の上に避難した。タイ当局は6月24日から本格的な捜索を開始し、7月2日夜、英国人のダイバーが、洞窟の入り口から2キロ以上入った場所で、13人全員が生存しているのを発見した。

 遭難した13人にダイバーが食料などを届けることは可能になったが、洞窟内は人1人が通るのがやっとという狭い箇所がある上、複数の場所で水没し、地上に連れ戻すのは困難とみられた。7月6日には、使用済みの酸素ボンベを洞窟奥から潜水して運び出す作業を行っていた元タイ海軍特殊部隊のタイ人男性が洞窟内で意識を失い死亡し、救出作業の困難さが改めて浮き彫りになった。ただ、タイは雨期の最中で、大量の降雨があれば、13人が避難している場所も水没する恐れがあり、タイ当局は7月8日、危険を覚悟で救出作業に踏み切った。 

 救出作業には英国の洞窟潜水専門家や米軍、洞窟潜水の経験が豊富なオーストラリア人医師、タイ海軍特殊部隊などが参加。少年らがパニックに陥らないよう鎮静剤を服用させた上で、潜水装備を着用させて、洞窟内の水没した箇所を潜水させ、水がない場所はストレッチャーに乗せて運ぶなどし、7月10日までに全員を無事、地上に連れ戻すことに成功した。
《newsclip》


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