RSS

タイのスター警官電撃解任 異例の展開に憶測

2019年4月10日(水) 00時22分(タイ時間)
入国管理局のスラチェート局長の画像
入国管理局のスラチェート局長
写真提供、タイ警察入国管理局
【タイ】40代でタイ警察少将になるなど異例の高速出世を続けていたスラチェート・タイ警察入国管理局長(警察少将)が突如解任された。何らかの捜査の対象になっている模様だが、9日時点で詳細は明らかになっていない。

 スラチェート少将は軍事政権のナンバー2、プラウィット副首相兼国防相(元タイ陸軍司令官)の庇護下にあるとされる。前職のツーリストポリス副司令官時代から、「不良外国人」の一斉取り締まりなどで連日のように記者会見を開き、お茶の間の人気者となった。

 昨年10月に入国管理局長に就任すると、外国人に偽造ビザを発給した疑いで同局の警官らを逮捕したり、主要空港に入国審査官への「賄賂禁止」の看板を設置するなど、身内にも厳しい姿勢をみせ、タイのメディア、世論の支持を集めた。

 しかし、今月5日、ジャカティップ警察長官から事実上の停職処分を受け、同時に、入国管理局とスラチェート少将とフェイスブックのアカウントが閉鎖された。スラチェート少将は一時連絡が途絶えて行方がわからなくなり、タイ国内では様々な憶測が飛び交った。

 プラユット首相(元タイ陸軍司令官)は9日、自身に事実上の全権を与える暫定憲法44条を発動し、スラチェート少将を入国管理局長から解任した。理由は明らかにしていない。プラウィット副首相は同日の閣議を体調不良で欠席したという。
《newsclip》

特集



新着PR情報