RSS

タイのデング熱、4カ月で1.8万人 24人死亡

2019年5月5日(日) 18時54分(タイ時間)
【タイ】タイ保健省によると、年初から4月30日までにタイ国内で報告があったデング熱、重症型のデング出血熱とデングショック症候群の患者数は1万8105人で、24人が死亡した。患者数は前年同期の2倍以上。

 バンコクでは1372人の感染報告があり、1人が死亡した。

 3月24日―4月20日では中部ペチャブリ県、東部のラヨン県、チャチュンサオ県、チョンブリ県、東北部のウボンラチャタニ県、チャイヤプム県、ノンカイ県、南部のクラビ県、ナコンシータマラート県などで感染率が高かった。

 デング熱はデングウイルスを持つ蚊に刺されることで感染する。一度かかると免疫ができるが、異なる型のデングウイルスに感染した場合は再発症する。デング熱を媒介する蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなど)の活動時間は夜明け少し前から日暮れまでの間、特に朝と夕方だが、室内にいる蚊は夜間でも刺すことがある。予防接種や予防薬はなく、蚊に刺されないことが唯一の予防方法。

 感染してから発症するまでの期間(潜伏期間)は通常3―7日。症状は急激な発熱(38―40度)、頭痛、関節痛、筋肉痛など。特効薬はなく、一般的に対症療法が行われる。発熱は3―5日間継続し、解熱とともにかゆみをともなった発疹が胸部や四肢に広がることがある。食欲不振、全身倦怠感は1、2週間続く。血小板が減少した例では、鼻出血、歯肉からの出血、生理出血の過多が起きることがある。通常、1、2週間で回復し、後遺症をともなうことはほとんどない。

 特別な治療を行わなくても重症に至らない場合が多く、死亡率は1%以下といわれる。ただし、時折、重症型のデング出血熱になることがある。デング出血熱は口や鼻などの粘膜からの出血をともない、死亡率の低いデング熱と異なり、通常でも10%前後、適切な治療を受けない場合は40―50%が死亡するといわれる。デング熱にかかった人がデング出血熱になるかどうかは事前に予測できない。
《newsclip》

注目ニュース

【タイ】タイ保健省によると、年初から4月4日に報告があったタイ国内のインフルエンザ患者は12万1919人で、8人が死亡した。

【タイ】タイ保健省によると、年初から3月4日にタイ深南部4県(ヤラー、パタニー、ナラティワート、ソンクラー)で報告があった麻しん(はしか)患者は1161人で、このうち8人が死亡した。患者の約6割は4歳以下だ...

フィリピン、タイなどではしか急増 ユニセフが警鐘newsclip

 ユニセフ(国連児童基金)は2019年3月1日、世界ではしかの流行が警戒すべき高いレベルで急増しており、増加数の74%が10か国に集中し、過去にはしか根絶を宣言した国にも拡大していると警鐘を鳴らした。

【タイ】タイ保健省によると、2018年にタイ国内で報告があった麻疹(はしか)患者は全77都県中74都県の6209人で、深南部のえい児を中心に23人が死亡した。

【タイ】タイ保健省によると、2018年にタイ国内で報告があった狂犬病患者は16人で、全員が死亡した。

特集



新着PR情報