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3月24日投票のタイ下院選 小選挙区議席発表、比例代表はまだ

2019年5月7日(火) 22時13分(タイ時間)
辞任したアドゥン労相(左)とチャッチャイ副首相 の画像
辞任したアドゥン労相(左)とチャッチャイ副首相 
写真提供、タイ首相府
【タイ】タイ選挙委員会は7日、3月24日に投票が行われた2011年以来初のタイ議会下院(定数500)選挙の小選挙区350議席のうち349議席の当選者を発表した。

 政党別の議席数1位はタクシン元首相派・反軍事政権派のプアタイ党で136議席だった。2位はタクシン派と対立するプラユット軍政が設立した新党、パランプラチャーラット党で97議席、3位は2008年にタクシン派政党から分離したプームジャイタイ党で39議席、4位はタイ最古の政党で反タクシン派の民主党で33議席、5位は反軍政の新党、新未来党で30議席、6位はマレー系イスラム教徒が住民の大半を占めるタイ深南部の地域政党プラチャーチャート党とスパンブリ県など中部が地盤のチャートタイパタナー党でそれぞれ6議席。ほかに小政党2党が各1議席獲得した。残る1議席は北部チェンマイ県の選挙区で、プアタイ党の候補が最多得票したが選挙違反で失格になり、再投票が行われる。

 憲法の規定により、選挙委は5月9日までに選挙結果を発表する必要があるが、比例代表(150議席)の議席の算出方法をめぐり混乱が生じ、憲法裁判所の判断を仰いでいる。憲法裁は8日に判断を下すとみられる。

 今回の選挙は大きく分けると軍政派と民主派の争いで、下院の勢力はきっ抗するとみられる。ただ、首相指名選挙では、軍政が議員を事実上選任する議会上院(定数250)が下院とともに投票するため、プラユット首相(元陸軍司令官)の続投を目指すパランプラチャーラット陣営が圧倒的に有利だ。しかし、第2次プラユット政権が誕生しても、民主派の抵抗で下院で法案を通すのは困難になり、政権運営は難航が予想される。

■軍政15閣僚が辞任、上院議員就任

 プラユット軍政の閣僚15人が7日、議会上院の議員に就任するため辞任した。

 辞任したのはプラジン副首相兼法相(元空軍司令官)、チャッチャイ副首相(元副陸軍司令官)、アドゥン労相(元警察長官)ら。

 上院議員は10日以降に発表される見通し。
《newsclip》

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