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〈企業インタビュー〉ドアハンドルほか自動車部品製造 ALPHA INDUSTRY (THAILAND) CO., LTD.

2019年5月8日(水) 11時24分(タイ時間)
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ALPHA INDUSTRY (THAILAND) CO., LTD. 佐藤 正道 氏
佐藤 正道 氏 President

伸び代大きいタイ グループ発展へのさらなる貢献


 今年4月に社長として赴任してきたばかりだが、タイ自体は7年前に出張で訪れたことがある。弊社工場が拠点とする東部プラチンブリ県は、当時と比較すると見違えるほど建物が増えて賑やかになった。タイ当地ではまだまだ、景気回復の遅れが取り沙汰されているようだが、日本はもちろんアジア各国と比較すれば伸び代は大きいといえる。

 アルファは横浜市を本社とし、ドアハンドルなどの自動車部品、住宅および産業用のロック、各種ロッカーを製造販売。グループ会社の85%が海外に展開し、その拠点は大きく中国、アセアン・インド、北米、ヨーロッパに分かれる。アセアン・インドは、タイ、インドネシア、インドの3カ国。タイ現法である弊社は従業員数730人ほど、日本人は5月に10人体制となる。

 タイ拠点は常にグループの中で「稼ぎ頭」だ。物価も人件費も上がってきているが、先詰まりは感じられない。例えば中国もタイ同様に重要な生産拠点だが、今後の発展は人に頼らないFA(Factory Automation)化が要となり、そのための多額な投資が求められる。一方のインドネシアも、今後の民度向上で投資環境がどのように変化していくか、少々未知な面がある。その点、投資環境としての成熟度が高いタイは、周辺国と比較して将来的な展開を読みやすい。「親日的」という国柄も、日本にとってはありがたい。

 タイは今後も、人材に頼ったビジネス展開がある程度見込まれるが、それに伴う習慣を改善していかなければならないと思っている。問題が生じても人材でまかなってしまう、という悪しき習慣だ。これではいつになっても問題の根源を把握できず、根本的な解決に至らない。タイにありながらも、工場内では日系企業としての常識を確立させなければならない。

 2019年から2022年までの中期計画で前半はまず、問題を問題として認識し、構造改革・イノベーションを図っていく計画だ。弊社群馬工場で同様の試みを実践してきており、タイでも成功させたいと思っている。その成果を中期計画の後半で検証し、より確かなものとして築き上げていく。

 弊社タイ現法の製品のほとんどは自動車のドアハンドルやキーシステムで、タイ人でも日本人でも相当数の方々に、手に取っていただいていると想像する。今後は多くが自動車に近づくだけでドアが開くなど、タッチレスでの開閉やロックが可能なシステムに代わっていく見込みで、すでに一部の高級車には搭載されている。今後もタイを拠点とし、より身近な存在でより安心できる製品を作っていきたい。

ALPHA INDUSTRY (THAILAND) CO., LTD.
住所:238 Moo 7, Thatoom, Amphur Srimahaphot Prachinburi 25140
電話:037-452-430 ファクス:037-452-433
《newsclip》


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