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インドネシア暴動 ジャカルタの情勢沈静化、マドゥラ島で警察署炎上 偽情報拡散防止でSNS機能制限

2019年5月23日(木) 13時56分(タイ時間)
【インドネシア】インドネシア大統領選挙で敗北したプラボウォ候補の支持者らによるジャカルタでの抗議デモは22日夜にかけ拡大し、約1万人が中央ジャカルタの選挙監視庁(Bawaslu)周辺(サリナ・デパート近く)に集結。一部が暴徒化して、治安部隊と激しく衝突した。

 治安部隊は幹線道路のタマリン通りにバリケードを築いてデモ隊の前進を阻止し、催涙弾やゴム弾を発射して鎮圧を図った。デモ隊側は火炎瓶や石を投げつけ、数時間にわたり緊迫した状況が続いた。

 インドネシアのテレビ報道によると、23日朝までに情勢は徐々に沈静化した。

 インドネシア大統領選は4月17日に実施された。選挙管理委員会は今月21日未明、集計結果を発表し、ジョコウィ大統領の勝利を確定したが、プラボウォ陣営は選挙に不正があったとして選挙結果の受け入れを拒否。プラボウォ候補の支持者は21日夜からジャカルタで抗議デモを開始し、治安部隊との衝突が続いていた。

 衝突による死傷者の詳細は明らかになっていないが、少なくとも数人が死亡、200人以上が負傷し、250人以上が逮捕されたもよう。

 抗議デモは地方でも発生し、22日朝に西カリマンタン州の州都ポンティアナックで、同日夜にはジャワ島東のマドゥラ島で、警察署が暴徒に襲われ放火された。

 今回の衝突では、「中国から派遣された警官がデモ参加者を銃撃した」といった虚偽の情報がインターネットの交流サイト(SNS)を通じて拡散し、インドネシア当局は偽情報の拡散を防ぐため、フェイスブック、インスタグラムなどの一部機能を制限した。23日正午現在、ジャカルタではフェイスブックの写真が表示されなくなっている。
《newsclip》


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