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インドネシアなどでポリオ 外務省が予防接種呼びかけ

2019年6月4日(火) 21時25分(タイ時間)
【アジア】日本の外務省はインドネシアなどポリオ(急性灰白髄炎)が発生している国に渡航、滞在する人に予防接種を検討するよう呼びかけている。

 ポリオが発生してるのはインドネシアのほか、パキスタン、パプアニューギニア、アフガニスタン、コンゴ民主共和国、ソマリア、ナイジェリア、ニジェール、モザンビーク。

 世界保健機関(WHO)は2014年にポリオウイルスの国際的な広がりが「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態(PHEIC)」であると宣言。今年5月に開かれた国際保健規則(IHR)緊急委員会会合では、現在の状況が引き続きPHEICに該当するとの見解を示すとともに、今年に入り、野生型ポリオウイルスの症例が世界的に増加していると指摘した。

 ポリオは感染者(特に小児)の糞便または咽頭分泌液との直接接触などによってポリオウイルスが人の口の中に入り、腸の中で増えることで感染する。増えたポリオウイルスが再び便の中に排泄されて、この便を介してさらに他の人に感染する。成人が感染することもあるが、主に小児で起こる。

 潜伏期間は3―21日(通常は7―21日)。感染しても90―95%は無症状だが、0.1―2%が典型的な麻痺型ポリオとなり、1、2日の風邪のような症状の後、解熱に前後して急性の筋肉、特に下肢の麻痺(急性弛緩性麻痺)が起きることが多い。発症から12カ月過ぎても麻痺または筋力低下が残る症例では、永続的に後遺症が残る可能性がある。

 感染予防対策は●こまめに石けんと水で手洗いし、特に飲食の前、トイレの後は念入りに手洗いを励行する●野菜や果物は安全な水で洗い、食物は十分加熱してから食べる●乳製品は殺菌処理されたもののみ飲食する●飲料水や調理用の水はミネラルウォーターを使用する。水道水を利用する場合は一度十分に沸騰させた後、使用する。安全な水から作ったと確認できる氷以外は使用しない――。
《newsclip》


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