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【PR】増加しつつあるタイローカル製造業での生産スケジューラ利用 ― 生産スケジューラ事情-8 ―

2019年7月1日(月) 09時43分(タイ時間)
システム連携例の画像
システム連携例
増加しつつあるタイローカル製造業での生産スケジューラ利用

 今年の当社のタイの主力代理店のアスプローバ導入プロジェクトはすべてがタイローカル企業へのものだ。

 大手日系企業の現地工場への導入は、日本のプロジェクトからのロールアウト案件として続いているが、あくまで、現地で積極的に営業活動をつづけている代理店の案件には、タイローカル企業への導入件数が増加している。

 当社中国市場は、10年間のビジネス継続ののちに、現時点ではその顧客のほとんどが中国民営企業、タイでも5年を経過して、今後同様の傾向が想定される。では、日系製造業へのビジネスチャンスがないといえば、そうでもない。いまだ多くの日系製造業の工場のあるタイでは、ティア2レベルの中堅・中小の企業ビジネスに将来性があると考えている。日本同様、広いサプライヤエリアをもつ自動車産業では、タイにおいても、その工場数は馬鹿にならない。

 25年以上の日本ビジネスの中で、昨今は、中小企業への当社製品の導入案件が増えてきている。以前には当社製品のマーケットと考えていない市場であったが、変わりつつある。背景には、人手不足による生産効率向上の必要性とIOTをテーマとした政府によるIT投資への支援がある。同じ未来はタイでも想定できるのではないか?もともとタイも人口は多くなく、老齢化もはじまっている。タイ政府としても、インダストリ4.0を主題に政策を推進している。

 現時点で、当社のタイローカルユーザをみてみれば、まだ、大手企業のみである。しかし、これら大手企業への導入がすすめば、アジアに共通する財閥下での関係会社にも将来的には、導入が進む可能性がある。これら大手企業の場合、傘下の情報会社をもっているところも多く、これら企業が当社製品の導入スキルをもってくれれば、自グループ内はもちろん、外販という意味でも期待できるのではないか? しかし、これら大手企業ですら、現在進行中のプロジェクトをみると、生産スケジューラに対して適用要件を期待すぎる傾向がある。割り切って利用しなければ、20年前の日本の大手企業と同様にファースト導入に失敗する可能性も高い。当社としても、最大限、地元パートナーを支援しているが、導入社と導入先の会社のスキルレベルに現時点では依存していることは否めない。

 少し視点を変えて製造業へのIT適用では急速に進歩してきた中国市場ではどうであろうか?民営企業への生産スケジューラの導入が参加である背景には、中国政府による「製造2025」の方針がある。1国1制度であるこの国では、民主主義国家とは異なり、政府の政策は絶対だ。製造強化の指針下で生産スケジューラの導入はMESとともに急速に推し進められている。逆に、政府への体裁で生産スケジューラは購入しているものの、使用していないなどのジレンマも散見される。中国市場がブーミングした半面、中国市場で当社製品のコピー商品が多くでているという点も悩みの種だ。タイではないと考えられるが、製造業に詳しいIT会社も多いので、安心してはいられない。

 最後に典型的なタイ企業でのアスプローバ使用の事例を紹介する。(画像参照)

 ERP MESシステムとも連携を強めたシステム構成で、大手企業のシステム力を想像させる。しかし、実際には導入カットオーバまでには、日本の同様規模のプロジェクトと比較して2倍の期間がかかっている。導入効果に関しては、現場から高い評価をいただいている。生産計画を立てる時間が日単位から時間単位に短縮され、納期回答率・リードタイムの短縮・滞留在庫の低減など、金額上でも投資に見合う形だ。今後もこのような顧客の事例を増やすとともに、カスタマーサクセスの考えより、顧客の継続利用やより効果的な利用方法を提言サポートしていきたい。タイのユーザも50社近くになったため、ユーザ会の設立なども企画している。期待していただきたい。

 Fujiiアスプローバ株式会社 
副社長 藤井賢一郎

 日本国内・アジア域で500社以上の製造業に生産スケジューラを導入するプロジェクトに関わる。ここ10年は中国・タイ・インドネシアとアジア各国に駐在し、ビジネスを拡大生産管理・生産スケジューラに関わる複数著書がある。
《newsclip》


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