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タイの第2次プラユット政権、組閣難航 与党派閥が幹事長更迭要求

2019年7月2日(火) 00時14分(タイ時間)
【タイ】第2次プラユット政権の組閣が難航している。

 約20の政党が参加する大所帯の上、連立政権の母体となる親軍派の新党パランプラチャーラット党の執行部が経験不足で、閣僚ポストの調整に失敗。主要な連立パートナーである民主党、プームジャイタイ党から不満が噴出し、1日にはパランプラチャーラット党の有力派閥がソンティラット党幹事長の更迭を求める事態に発展した。プラユット首相は同日、パランプラチャーラット党の内紛を謝罪する声明を出し、事態の沈静化を図った。

 プラユット首相は陸軍司令官だった2014年、バンコクで発生した民主党支持者らによる大規模な反政府デモを理由にクーデターを起こし、タクシン元首相派の民選政権を倒し軍事政権を発足させた。内外の圧力を受け、今年3月24日、2011年以来初めての議会下院(定数500)選挙を実施。パランプラチャーラット党の議席数はタクシン派のプアタイ党に次ぐ2位だったが、6月5日に行われた首相指名選挙では、下院のパランプラチャーラット党、民主党、プームジャイタイ党などに加え、軍政が議員を選任する議会上院(定数250)がプラユット首相に支持票を投じ、民主派の対立候補に圧勝した。
《newsclip》

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