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輸出、工業生産低迷 インバウンドに陰り 5月のタイ中銀経済報告

2019年7月3日(水) 00時04分(タイ時間)
【タイ】タイ経済の先行きが不透明感を増している。輸出が落ち込み工業生産が低迷する中、中国人を中心としたインバウンド観光にも陰りが見え始めた。

 タイ中央銀行がまとめた月例経済報告で、5月の工業生産指数(MPI、速報値)は前年同月比4%低下した。業種別のMPIは「食品、飲料」マイナス2.8%、「自動車」マイナス3.9%、「石油」プラス1.2%、「化学」マイナス5.8%、「ゴム、プラスチック」マイナス7.4%、「セメント、建設」プラス2.1%、「集積回路、半導体」マイナス5.8%、「電気製品」プラス7.4%、「繊維、衣料」マイナス9%、「ハード・ディスク・ドライブ(HDD)」マイナス12.5%、「その他」マイナス6.9%。

 5月の民間消費指数(PCI、速報値)は前年同月比4.2%上昇、民間投資指数(PII、速報値)は2.6%低下した。

 名目農業所得(速報値)は1.1%増加した。農業生産が0.6%増加、農産物価格が0.5%上昇した。

 5月の外国人旅行者数(速報値)は1%減の272.7万人。中国、欧州からの旅行者がそれぞれ8.9%、7.1%減少した。

 5月の輸出は7.2%減、207.8億ドル、輸入は0.2%減、193.8億ドル。経常収支は外資企業の利益の海外送金などで3.8億ドルの赤字だった。
《newsclip》

注目ニュース

【タイ】タイ中央銀行は26日の金融政策委員会(MPC)会合で、2019年のタイの国内総生産(GDP)成長率見通しを3月時点の3.8%から3.3%に、輸出増加率見通しを同3.1%から0.3%に引き下げた。

【タイ】タイ観光スポーツ省によると、タイに入国した外国人(速報値)は5月が前年同月比1%減、272万6808人、1―5月が前年同期比1.6%増、1671万7060万人だった。

【タイ】米不動産仲介大手CBREによると、バンコクのオフィスの空室率は3月末で7.5%で、昨年末の6.6%から上昇した。

【タイ】タイ工業連盟(FTI)自動車部会がまとめた5月のタイ国内の自動車生産台数は前年同月比6.1%減の18万1338台だった。内訳は乗用車が11%減、7万1347台、1トンピックアップトラックが2.4%減、10万7255台など。

【タイ】タイ工業連盟(FTI)自動車部会がまとめたタイ国内の自動二輪車販売台数は5月が前年同月比4.4%減、16万989台、1―5月が前年同期比1.6%減、74万3443台だった。

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