RSS

タイの中堅商業銀行2行が合併 タナチャート銀行とTMB銀行

2019年8月9日(金) 17時50分(タイ時間)
 の画像
 
写真提供、TMB Bank
 の画像
 
写真提供、TMB Bank
【タイ】タイの商業銀行6位(資産規模)のタナチャート銀行と7位のTMB銀行は9日、合併計画を正式に発表した。

 TMBが2019年中にタナチャート銀行の全株式を取得し、2020年から2021年にかけ、業務を統合する。合併後の資産規模は約2兆バーツで6位、出資比率はTMBに25%出資するオランダの金融大手INGが21.3%、26%出資するタイ財務省が18.4%、タナチャート銀行に51%出資するタイの金融持ち株会社タナチャート・キャピタル(TCAP)が20.4%、49%出資するカナダのスコシアバンクが5.6%になる。INGとタイ財務省は統合に向けた増資を引き受け、それぞれ約125億バーツ、約110億バーツを追加出資する。

 TMB銀行はタイ軍系の銀行として1957年に発足。1997年のアジア経済危機を経て、タイ軍の出資比率は1%台まで低下している。タナチャート銀行は2002年設立。2007年にスコシアバンクの出資を受けた。両行とING、TCAP、スコシアバンクは今年2月、合併に向けた覚書に調印した。

 タイの商業銀行の資産総額(3月末)はワチラロンコン国王が23%出資するサイアム・コマーシャル銀行(SCB)が約3.2兆バーツで1位。2位はタイのラムサム財閥系のカシコン銀行(KBANK)で約3.2兆バーツ、3位はタイと香港を拠点とする金融財閥ソーポンパニット(陳)家系のバンコク銀行(BBL)で約3.1兆バーツ、4位はタイ国営のクルンタイ銀行(KTB)で約2.9兆バーツ、5位は三菱UFJ銀行傘下のアユタヤ銀行で約2.2兆バーツ。
《newsclip》