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千葉県の男性が類鼻疽で死亡 タイで感染か

2019年8月30日(金) 11時54分(タイ時間)
【日本】千葉県は28日、鴨川市内の医療機関に8月6日に入院し、同日死亡した75歳の男性が、検査の結果、類鼻疽(るいびそ)と診断され、8月26日に同医療機関から安房保健所に発生届があったと発表した。タイでの感染が推定されるとしている。

 男性は今年2、3月と5月15日―6月26日にタイに滞在した。5月30日に意識不明となり、タイの医療機関に入院。6月23日に症状が改善して退院し、同26日に日本に帰国した。8月上旬に発熱などの症状が出て、同6日、鴨川市内の医療機関を受診し、肺炎のため入院。敗血症、ショック症などで同日死亡した。

 千葉県によると、類鼻疽は類鼻疽菌という細菌による感染症で、汚染された土壌の粉じんや水の飛沫(まつ)などの吸引、皮膚の傷が土壌などに汚染されて感染する。人から人への感染は通常みられない。潜伏期間は通常3―21日だが、1年以上に及ぶこともある。症状は発熱、気管支炎、肺炎、胸痛といった呼吸器症状やリンパ節炎をともなう小結節形成など。腎不全や糖尿病などの基礎疾患があると重症化しやすく、敗血症性ショックを生じることがある。

 流行地域はオーストラリア北部と東南アジア、南アジアで、アフリカなどの熱帯地域でも発生がみられる。日本ではこれまでに、海外で感染し帰国してから発症した事例が報告されている。日本国内での感染報告はない。
《newsclip》

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