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NEDO、タイで電気電子機器廃棄物のリサイクル実証事業

2019年9月19日(木) 18時11分(タイ時間)
【タイ】国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はタイで「電気・電子機器廃棄物(WEEE)のリサイクル実証事業」を実施することでタイ工業省工場局と合意し、13日、基本協定書を締結した。

 タイ初となる日本の高度リサイクル技術を用いたWEEEの一貫リサイクルシステムの導入やタイに適したガイドラインの導入支援に取り組み、廃棄物処理の適正化を後押しする。

 実証事業はエンビプロ・ホールディングス(静岡県富士宮市)のグループ企業アビヅに委託し、2019年度から2年間行う。WEEEの破砕後に排出されるミックスメタル(プラスチック、ガラス、金属などの混合物)の粒度・比重選別を行うことで有価物(銅、ステンレス、アルミ、貴金属)を効率よく回収する自動リサイクルシステムを導入し、有効性を検証する。また、タイ国内で処理できない貴金属(金、銀など)と有害廃棄物(鉛、亜鉛など)の混合物を日本で再資源化することで国際資源循環を実現し、タイをはじめとするアジア諸国におけるリサイクルモデルの確立を目指す。日本の家電リサイクル法や小型家電リサイクル法を参考にしながらタイに適した廃棄物処理に関わるガイドラインの検討も行う。

 タイでは生活水準の向上にともないWEEEが増加し続けているが、回収や処理に関する法律が整備されておらず、不適正処理による作業者の健康被害や水質土壌汚染などが懸念されている。
《newsclip》

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