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タクシン元首相長男、資金洗浄裁判で一審無罪

2019年11月26日(火) 00時42分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、タクシン・チナワット元首相の長男のパントンテー・チナワット氏(39)が資金洗浄(マネーロンダリング)取締法違反に問われた裁判で、一審のタイ刑事裁判所は25日、証拠不十分で被告に無罪を言い渡した。

 パントンテー氏はタクシン政権当時の2003、2004年にタイ国営商業銀行、クルンタイ銀行(KTB)が債務不履行に陥っていた不動産デベロッパー、クリサダーマハーナコンの子会社に総額99億バーツの不正融資を行った事件で資金洗浄に関わったとして昨年10月に起訴された。

 判決公判に出廷したパントンテー氏は判決後、「支援に感謝する。すっきりした」とだけ述べ、母、妹2人とともに車に乗り込み走り去った。

 タクシン一族ではタクシン元首相と妹のインラク前首相が汚職裁判の判決前に国外に逃れ、事実上の亡命生活を送っており、パントンテー氏が判決公判に出廷するかどうか注目を集めていた。

 KTBの不正融資事件ではタクシン元首相ら22人と5社が汚職、商業銀行法違反などで起訴され、タイ最高裁判所が2015年、KTBのウィロート元社長とスチャーイ元会長にそれぞれ禁錮18年、クリサダーマハーナコンのオーナーのウィチャイ・クリサダーマハーナコン氏に禁錮12年など被告19人に実刑判決を下した。事実上国外亡命中のタクシン元首相に関しては、今年8月、最高裁が無罪判決を下した。
《newsclip》

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