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タイ政府が方針転換、農薬3種の禁止を延期・取り下げ

2019年11月28日(木) 01時17分(タイ時間)
スリヤ工業相の画像
スリヤ工業相
写真提供、タイ首相府
危険物質委員会の会合(2019年11月27日)の画像
危険物質委員会の会合(2019年11月27日)
写真提供、タイ首相府
危険物質委員会の会合(2019年11月27日)の画像
危険物質委員会の会合(2019年11月27日)
写真提供、タイ首相府
【タイ】タイ政府は27日の危険物質委員会会合で、農薬のパラコート、クロルピリホス、グリホサートの生産、輸出入、所持の禁止を決めた10月22日の同委決定を覆した。

 パラコートとクロルピリホスについては禁止時期を今年12月から2020年6月に延期、グリホサートについては禁止を取り下げる。

 危険物質委員会はまた、パラコートとクロルピリホスに代替する農薬、農法を検討するよう農業協同組合省に指示した。

 グリホサートなど農薬3種の禁止は連立パートナーのプームジャイタイ党主導で決まった。健康への悪影響が懸念されることが理由だが、コスト増加を懸念する一部農家が反対したほか、米国産の大豆、小麦などの輸入を妨げるとして米政府が強く反発していた。

 危険物質委員会は10月26日に任期満了で委員が入れ替わり、委員長に就任した政権与党パランプラチャーラット党のスリヤ工業相が農薬3種の禁止見直し・延期に大きくかじを切った。
《newsclip》

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