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日本政府、タイで障がい児のためのリフト付き送迎車寄贈

2019年12月3日(火) 00時04分(タイ時間)
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写真提供、在タイ日本国大使館
【タイ】日本政府はバンコク南郊サムットプラカン県の障がい児のためにリフト付き送迎車1台を寄贈する。

 2日、在タイ日本大使館で佐渡島志郎大使とアジア車いす交流センター(タイ)のスポーンタム・モンコンサワッドセンター長が署名式を行った。車両整備の費用として166.4万バーツの無償資金援助を行う。

 サムットプラカン県に住む障がい者約3万人のうち移動に障がいがある人は約9000人。タイ政府は同県に特殊教育センターを開設し、3~20歳の障がい児を対象に生活支援および教育を提供するとともに、社会福祉制度によって移動補助具を整備している。

 同センターで教育を受けている児童のうち、重度の障がいを持つ児童は60人(移動障がい児31人、重複障がい児29人)で、このうち24人は交通手段の問題からセンターに通えず、在宅でケアを受けている。

 アジア車いす交流センター(タイ)はタイ各地で20年にわたり、社会福祉制度でカバーできない児童を中心にカスタムメイドの車いすの普及活動を行ってきた。今年9月、サムットプラカン県特殊教育センターに車いすの調整や点検のための「車いすサービスセンター」を開設したが、車いすとその利用者をセンターまで搬送するための車両がなく、在宅ケアを受けている障がい児へのサポートができなかった。
《newsclip》