今回のテーマは、『タイの書類のサインは、どこまで電子化できる?』です。
日本のハンコ文化と違って、タイは書類にサインが必要です。
見積書、発注書、請求書、領収書、その他の管理書類など、サインが必要な書類は多岐に渡り、毎月、多くの書類を手書きでサインされている方、多いのではないでしょうか?
では、こうしたサインを電子署名で行えるように管理を見直す場合、どの書類は電子署名が認められて、どの書類はNGなのでしょうか?
また、タイのデジタル署名の新制度 『e-Tax Invoice』 について、そのメリットとデメリットは何か?についても話していきます。

塚本 裕司
ACTY SYSTEM (THAILAND) CO., LTD. MANAGING DIRECTOR
明治大学理工学部卒。システム開発会社に入社し、SE・プログラマーとしてソフトウェア開発に従事。29歳でタイ・バンコクへ渡り、タイ国の日系製造業、商社・卸業向けに業務管理システムを開発・導入。現在40歳、在タイ10年。