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解党危機のタイ野党第2党、14日にBTSナショナルスタジアム駅前で集会

2019年12月13日(金) 15時26分(タイ時間)
【タイ】野党第2党、新未来党のタナートン党首は13日、自身のフェイスブックを通じ、14日午後5時から、バンコク都内の高架鉄道BTSナショナルスタジアム駅前の高架歩道で集会を行うとして、支持者に参加を呼びかけた。

 新未来党は憲法裁判所により解党される恐れがあり、大規模な政治集会で世論を味方につけ反撃する構え。

 新未来党はタイ自動車部品大手タイ・サミット・グループの創業者一族で富豪のタナートン党首が中心となり昨年設立された。今年3月の下院(定数500)選では、民主主義への完全復帰、クーデターを繰り返すタイ軍の抜本改革、不敬罪の改正、プラユット軍事政権(2014~2019年)が作成施行した民主主義を制限する現憲法の改正などを訴えて、バンコクの中間層、若者らの支持を集め、81議席を獲得、第3党に躍り出た。

 プラユット政権、軍を中心とする保守勢力は新未来党に強く反発し、4月には、アピラット・タイ陸軍司令官が「国外で学んだ左翼思想を持ち込むな」「立憲君主制の変更を企てれば内戦になる」などと警告。11月には、タナートン党首が下院選に立候補した際にメディア会社の株式を保有していたことが選挙法違反だとして、憲法裁が同党首の下院議員資格をはく奪した。

 さらに今月に入り、新未来党が下院選の際にタナートン党首から1億9120万バーツを借り入れたことが政党法違反にあたるとして、選挙委員会が同党を憲法裁に告発した。有罪の場合、新未来党は解党処分を受け、タナートン党首ら幹部は参政権を失うとみられる。
《newsclip》