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タクシン派元副首相、職権乱用で禁錮2年確定・収監

2020年2月18日(火) 00時46分(タイ時間)
【タイ】ヨンユット元副首相兼内相(78)が副内務事務次官だった2002年に寺院の所有地を民間企業に売却する取引を承認したことで職権乱用などに問われた裁判で、タイ最高裁判所は17日、被告の上告を棄却し、禁錮2年の実刑判決が確定した。

 ヨンユット氏は同日、収監された。

 問題の土地はバンコク北郊パトゥムタニ県の117ヘクタール。所有者の女性が1971年、中部プラジュアブキリカン県の仏教寺院に寄贈し、女性の死後の2002年、遺産管理人が当時のサノ副内相の関連会社に売却した。土地はゴルフ場として開発され、後にタクシン元首相の傘下企業に転売された。

 裁判所は、土地の所有者は寺で企業への売却は違法であり、ヨンユット氏が違法と知りつつ取引を許可したと認定した。

 ヨンユット氏は2002年に内務事務次官を定年退官し、2008年にタクシン元首相派の政党、プアタイ党の党首に就いた。2011年の総選挙でプアタイ党が勝利し、タクシン元首相の妹のインラク氏が首相に就任。ヨンユット氏は副首相兼内相という閣内ナンバー2として入閣した。しかし、今回の問題で国家汚職防止撲滅委員会(NACC)の追求を受け、2012年に閣僚、プアタイ党党首、下院議員をすべて辞任した。
《newsclip》

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