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リベラル系野党解党、タイ各地で学生デモ

2020年3月2日(月) 00時42分(タイ時間)
【タイ】民主化推進を掲げるリベラル系の新党、新未来党が裁判所により解党されたことに抗議するデモがタイ各地の大学で発生し、タイ治安当局が神経を尖らせている。

 2月29日にはバンコクの国立カセサート大学で1000人規模のデモが行われた。参加者は裁判所が既得権益層・保守派に優しく民主派に厳しいダブルスタンダード(二重規範)を用いていると批判。プラユット軍事政権(2014~2019年)が作成施行した民主主義を制限する現憲法の改正などを要求した。

 新未来党はクーデターを繰り返すタイ軍の抜本改革、憲法改正などを訴え、昨年3月の議会下院(定数500)選で81議席を獲得、第3党に躍り出た。しかし、党首で富豪のタナートン氏から政治資金として1.9億バーツを借り入れたことが政党法違反にあたるとして、憲法裁判所が今年2月21日、同党を解党し、タナートン氏ら党幹部16人の参政権を10年間停止した。

 憲法裁の判決に対しては、米国と欧州連合(EU)が、新未来党に投票した有権者の権利を奪い、政治的多元主義の回復に逆行するなどと批判した。
《newsclip》

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