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経営危機のタイ航空、社長辞任

2020年3月13日(金) 02時07分(タイ時間)
【タイ】タイ国際航空は12日、スメート・ダムロンチャイタム社長が辞任すると発表した。4月11日付。理由は明らかにしていない。

 タイ航空はすでに経営が危機的な状況の中、新型コロナウイルスによる需要急減の直撃を受けた。3月12日の株価終値は3.8バーツで、年初から45%下落した。

 タイ航空はタイ財務省が株式の51%を保有する国営企業。2012~2018年に累計約540億バーツの赤字を出し、経営改革が急務となっている。しかし、政府が送り込んだ歴代の社長は、軍や政治家の利権構造、強力な労組などに阻まれざ折し、比較的短期間で辞任している。 

 先々代のソラジャク社長は就任から1年2カ月後の2013年12月に辞任。1年の空白を経て、2014年12月に先代のジャラムポン社長が就任したが、2017年2月に退任した。1年半に及ぶ社長不在を経て2018年9月に就任したスメート社長は、社員ミーティングで、タイ航空が経営破たん、事業停止の危機に直面していると述べ、社員に奮起を促したが、経営は上向かなかった。2019年は売上高が前年比7.7%減の1840.5億バーツ、営業損失が前年の90.6億バーツから124.2億バーツに膨らんだ。最終損失は120.4億バーツだった。
《newsclip》

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