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行政センター前で爆弾爆発、18人けが タイ深南部ヤラー

2020年3月17日(火) 16時02分(タイ時間)
爆発現場の画像
爆発現場
写真提供、タイ警察第9管区
爆発現場の画像
爆発現場
写真提供、タイ警察第9管区
爆発現場の画像
爆発現場
写真提供、タイ警察第9管区
【タイ】17日午前10時半ごろ、ヤラーなどタイ南部5県を管轄するタイ南部国境県行政センター(SBPAC)のヤラー市内の事務所前で爆弾2発が爆発し、住民10人、記者5人、兵士2人ら18人が重軽傷を負った。また、事務所の窓が割れ、壁に穴が開くなどした。

 最初に小規模な爆発が起き、記者らが集まったところで、路上に駐車したピックアップトラックに仕掛けた強力な爆弾が爆発した。

 現場の防犯カメラには、事務所前に駐車したピックアップトラックから男が降り、別の男が運転するバイクの後部座席に乗り走り去る様子が写っていた。

 事務所では当時、SBPAC管轄下の5県の担当者らが新型コロナウイルスに関する会議を開いていた。

 タイ治安当局はヤラーなどタイ深南部の分離独立を掲げるマレー系イスラム武装勢力の犯行とみて捜査している。

 タイ深南部(ナラティワート、パタニー、ヤラーの3県とソンクラー県の一部)は住民の大半がマレー語方言を話すイスラム教徒で、一部がタイからの分離独立を掲げて過激化し、タイ当局との武装抗争を続けている。2004年以降、1万6000件を超えるテロが発生し、約7000人が死亡した。
《newsclip》