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タイ保健相、新型コロナ感染の医師批判し炎上

2020年3月26日(木) 23時40分(タイ時間)
アヌティン副首相兼保健相の画像
アヌティン副首相兼保健相
写真提供、タイ保健省
【タイ】タイのアヌティン副首相兼保健相(53)が26日、新型コロナウイルスに感染した医師について、「感染したのは医療行為の最中ではなかった。注意不足で不満だ」などと批判し、世論の猛反発を浴びている。

 フェイスブックに投稿された保健相の発言の動画は10時間で再生回数が約700万回に達し、8万件を超えるコメントが集まった。コメントの多くはアヌティン保健相への批判で、解任を求める意見も強い。

 タイではこれまでに医療関係者11人の新型コロナ感染が確認されている。

 アヌティン保健相は今年2月、マスク着用を拒否する西洋人を強く批判し、国外に追い出すべきと発言した。3月3日には、正式決定前で後に変更された通達を自身のフェイスブックで公開し、直後にフェイスブックのアカウントごと削除した。3月12日には、ツイッターに「多くの西洋人はシャワーを浴びず汚い身なりをしている」などと書き込み、新型コロナ対策で西洋人に注意するよう呼びかけた。この書き込みで謝罪に追い込まれ、ツイッターのアカウントも削除した。

 アヌティン保健相は与党第2党、プームジャイタイ党の党首で、タイ・ゼネコン(総合建設会社)大手シノタイ・エンジニアリング・アンド・コンストラクションの創業一族の2代目。
《newsclip》