RSS

タイ政府の新型コロナ対策現金給付 2600万人対象、予算1.3兆円に膨張

2020年4月28日(火) 22時24分(タイ時間)
【タイ】タイ政府は4月28日の閣議で、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した労働者に月5000バーツを3カ月間支給する現金給付の対象を農家に広げ、支給枠は人口の約4割にあたる2600万人に達した。予算総額は3900億バーツ(約1兆2800億円)。

 農家への給付枠は1000万人。アルバイト、フリーランス、自営業などの労働者への支給枠は200万人増やし計1600万人とする。

 現金給付枠は当初300万人だったが、3月28日にウェブサイトで受付を開始したところ、申請が殺到し、4月下旬には重複申請を含め約2800万人に達した。政府はこうした状況を受け、給付枠を段階的に900万人、1400万人と増やしていた。

 タイ財務省によると、4月24日までに申請審査を通過した490万人に1回目の給付を完了。月内にさらに260万人に初回の給付を行う予定だという。

 現金給付をめぐっては、審査で弾かれた国民から、審査基準や方法、公平性に対する不満が強まり、一部がバンコクの財務省本部や地方の県庁に押しかける騒ぎとなった。一方、タイ各地で食堂や寺院、慈善団体が行う炊き出しに食を求めて大勢の人が長い列を作る様子がテレビなどで報じられ、経済状況の深刻さと政府の緩慢な対応が浮き彫りになっていた。
 
《newsclip》

注目ニュース

タイ各地で炊き出しに数千人 ロックダウンで経済危機newsclip

【タイ】タイのテレビ報道によると、新型コロナウイルス感染症対策のロックダウン(都市封鎖)による経済危機が深まる中、タイ各地で炊き出し、食料などの無料配給をめぐるトラブルが相次いでいる。

特集



新着PR情報