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汚職で服役の元運輸次官、タイ法務省で公職復帰

2020年6月22日(月) 22時11分(タイ時間)
ソムサック法相の画像
ソムサック法相
写真提供、タイ首相府
【タイ】汚職で服役したスポット元運輸事務次官(67)が受刑者の更生事業を検討する法務省委員会の顧問に任命され、物議を醸している。

 ソムサック法相(65)は17日、スポット氏の任用について、行政能力と服役の経験を活用でき、受刑者の社会復帰という委員会の目的にふさわしいと主張した。これに対し汚職監視団体は21日、腐敗した人物を公職に起用する不適切な人選だとして、任命者のソムサック法相を強く批判した。

 スポット氏は運輸次官だった2011年、バンコク都内の自宅に強盗が押し入り、捜査の過程で、不動産や銀行預金など約6500万バーツの資産があることが判明した。このうち現金1755万バーツと300万バーツ相当の自動車を資産報告書に記載していなかったことから、虚偽の資産報告を行ったとして汚職取締法違反で起訴され、2018年に実刑が確定、10カ月服役した。虚偽の資産報告とは別に、収賄容疑の捜査も続いている。

 ソムサック法相はスコータイ県を中心にタイ北部の政財界に強い影響力を持つベテラン政治家。スチンダ軍事政権(1992年)とチャワリット政権(1997年)で保健相、タクシン政権(2001~2006年)で工業相、労相、農相、副首相などを歴任した。
《newsclip》

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