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タイ格安航空ノックエアが経営破たん 会社更生手続き申請

2020年7月31日(金) 14時38分(タイ時間)
【タイ】タイの格安航空ノックエアラインズは30日、タイ中央破産裁判所に会社更生手続きの適用を申請したと発表した。債務再編、事業計画の変更などで経営再建を目指す。1回目の審問は10月27日に行われる。

 今年に入り会社更生手続きを申請したタイの主要航空会社はタイ国際航空に続く2社目。

 ノックエアは2014年以降、大幅な赤字が続き、新型コロナウイルス感染症の流行前から経営危機に陥っていた。2019年は売上高が前年並みの199.7億バーツ、最終損益が29.7億バーツの赤字。2019年末時点の負債総額は186.4億バーツ。今年6月にはシンガポールの格安航空スクートとの合弁会社で赤字経営が続いていたノックスクートの清算を発表していた。

 ノックエアは2004年、マレーシアの格安航空大手エアアジアのタイ進出に対抗するため、タイ国際航空などタイ政府系資本とタイ王室系資本が中心となり設立された。当初は筆頭株主であるタイ航空の格安部門と目されたが、王室に近い名門サラシン家出身で創業株主のパティー・サラシン氏が独自経営を続け、タイ航空とはぎくしゃくした関係が続いた。

 経営悪化を受け、2017年から数回にわたり株主割当増資を実施したが、タイ航空は増資に応じず、出資比率が13.3%まで低下した。代わってタイ自動車部品大手サミット・グループのオーナー、ジュラーンクーン家が株式の約75%を取得し経営に乗り出している。
《newsclip》


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