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中国製潜水艦購入めぐりタイ与野党攻防

2020年8月25日(火) 22時49分(タイ時間)
【タイ】タイ海軍が2021年度予算(2020年10月~2021年9月)で申請した中国製潜水艦2隻の購入予算225億バーツをめぐり、プラユット政権・与党と野党、民主化勢力が激しく衝突している。

 潜水艦の購入は21日、下院の小委員会を賛成5票、反対4票で通過した。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で景気が冷え込み多数の失業者が発生している最中なだけに、世論の反発は厳しい。

 タイ字紙最大手タイラットが22日に実施したオンライン世論調査では、潜水艦2隻が必要かという質問に、93.8%が「いいえ」と回答した。回答数は3906票。

 海軍は24日、高官14人が登壇して長時間の記者会見を行い、潜水艦の必要性を主張した。翌25日にはタクシン元首相派の最大野党のプアタイ党が購入に反対する記者会見を開き、不必要な上、契約自体が違憲だと訴えた。

 タイ海軍は現在、潜水艦を保有していない。これまでに度々、潜水艦の導入を時の政府に働きかけ、2012年にはドイツ製の中古潜水艦6隻の購入をタクシン派インラク政権に打診したが、不要として却下された。

 海軍は2014年、潜水艦を所有しないまま、タイ東部の海軍基地に潜水艦部隊司令部を開所。プラユット軍事政権下の2017年、念願だった潜水艦1隻を約135億バーツで中国に発注した。今回予算を申請したのは2、3隻目。
《newsclip》

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