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タイ、中国製潜水艦2隻の購入延期

2020年8月31日(月) 23時20分(タイ時間)
アヌチャー首相府報道官の記者会見の画像
アヌチャー首相府報道官の記者会見
写真提供、タイ首相府
アヌチャー首相府報道官の記者会見の画像
アヌチャー首相府報道官の記者会見
写真提供、タイ首相府
アヌチャー首相府報道官の記者会見の画像
アヌチャー首相府報道官の記者会見
写真提供、タイ首相府
【タイ】タイ海軍が2021年度予算(2020年10月~2021年9月)で申請した中国製潜水艦2隻の購入予算について、アヌチャー・タイ首相府報道官は31日、プラユット首相兼国防相(元陸軍司令官)が購入の1年延期を指示したことを明らかにした。

 2隻の購入予算は計225億バーツ。海軍は当初、2020年度予算から分割して予算を計上する予定だったが、新型コロナウイルス感染症対策の予算ねん出のため1年遅らせ、2021年度に初年度分33.8億バーツを申請した。

 新型コロナで景気が冷え込み多数の失業者が発生している最中なだけに、世論は強く反発し、タイ字紙最大手タイラットが22日に実施したオンライン世論調査(回答数3906)では、潜水艦が必要かという質問に、93.8%が「いいえ」と回答した。野党が購入阻止に向け国会で徹底抗戦する構えをみせたほか、連日のように開かれる反政府集会では政府攻撃の格好の材料となり、連立パートナーの民主党も不支持に回る可能性を示唆していた。

 タイ海軍は現在、潜水艦を保有していない。これまでに度々、潜水艦の導入を時の政府に働きかけたが、不要として却下されていた。海軍は2014年、潜水艦を所有しないまま、タイ東部の海軍基地に潜水艦部隊司令部を開所。プラユット軍事政権下の2017年、念願だった潜水艦1隻を約135億バーツで中国に発注した。今回予算を申請したのは2、3隻目。
《newsclip》

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