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日本政府、タイで視覚障害者メディア製作・教育技術センター建設支援

2020年12月2日(水) 01時02分(タイ時間)
【タイ】日本政府はタイ最大の視覚障害者支援団体であるキリスト教視覚障害者財団によるタイ東北部コンケン県での視覚障害者メディア製作・教育技術センター建設計画に352万8500バーツの無償資金援助を行うことを決め、11月30日、在タイ日本大使館で署名式を行った。

 キリスト教視覚障害者財団は、教科書の点字翻訳や触って物を認識するための教材、点字一般書籍や音声データ、オンラインで本やニュースが読めるメディアなどを製作し、タイ全国の視覚障害者の教育と生活を支えている。しかし、同財団はメディア作成や機材のメンテナンス、メディア利用者やボランティアの研修などに使用する専用施設を所有していないため、現在は財団が別の目的で使用している建物2棟の部屋を応急的に使用している。

 日本政府は今回、キリスト教視覚障害者財団の要請を受け、メディア製作・技術支援センター1棟を整備する。

 2019年のタイ政府の発表によると、タイ国内で障害者証を持つ199万5767人の約10%にあたる19万6081人が視覚障害者。重度の視覚障害がある場合、日常生活を送る上で点字や視覚描写を補足する特別な音声データなどの専用のメディアが必要になるが、タイでは視覚障害者のための教材や情報保障支援はまだ遅れている。
《newsclip》


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