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タイ首相失職も 官舎巡り憲法裁が判決

2020年12月2日(水) 01時05分(タイ時間)
【タイ】プラユット首相が2014年に陸軍司令官を定年退官した後もバンコク都内の陸軍基地内の官舎に無料で居住していることが利益相反で違憲だとして、野党第1党のプアタイ党が訴えた裁判で、タイ憲法裁判所は2日、判決を下す。違憲とされた場合、首相は失職する。

 首相の弁護団は警備上の理由などから官舎利用の正当性を訴えている。

 タイの憲法裁、最高裁は2005年から続く保守派・王党派とタクシン派・民主派の政治抗争でほぼ一貫して保守派・王党派に有利な判決を下してきた。今回の裁判についても、タイのメディア、政治評論家の多くは無罪を予想している。

 ただ、王室改革、プラユット政権の退陣、民主的な新憲法の制定などを要求する民主派のデモがバンコクで続いている最中なだけに、保守派・王党派が憲法裁を使って首相を退陣させ、事態の沈静化を図る可能性も一部で指摘されている。
《newsclip》

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