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ミャンマーから密帰国・14日間隔離なし タイ人女性10人が新型コロナ陽性、バンコクでも

2020年12月2日(水) 23時54分(タイ時間)
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画像提供、タイ保健省
【タイ】タイ保健省は2日、ミャンマーから陸路で密帰国し14日間の隔離を行わなかったタイ人がタイ国内で新型コロナウイルス陽性と確認されたケースが11月26日以降10人になったと発表した。タイ政府は新型コロナ対策として、帰国・入国時に14日間の隔離を義務付けている。

 10人はいずれも女性。帰国後の所在地は北部のチェンライ県3人、チェンマイ県3人、パヤオ県1人、ピジット県1人、西部ラチャブリ県1人、バンコク都1人。

 バンコクの女性(21)は11月28日早朝に国境を越えてチェンライ県に入り、バイクタクシーと配車アプリによる乗用車を乗り継いで、チェンライ空港に到着した。同日午後、ノックエアDD8717便でバンコク郊外のドンムアン空港に飛び、タクシーでバンコク都内に移動、宿泊した。翌29日午後、バンコク都内の病院で検査を受け、新型コロナ陽性と診断された。発熱、喉の痛みなどの症状がある。

 タイ保健省によると、12月2日までに報告があったタイ国内の新型コロナ感染者数は累計4026人で、このうち60人が死亡した。2日に報告があったのは、日本からの帰国者2人などタイ人帰国者・外国人入国者計18人だった。過去半年以上、報告があった感染者のほとんどは隔離中のタイ人帰国者、外国人入国者で、タイ保健省は国内感染はほぼ収束したとしている。

 ただ、タイから日本の空港に到着した乗客が空港検疫で新型コロナ陽性となった例が9月1日以降11人あり、タイ政府が正確な感染状況を把握していないという指摘もある。

 また、タイは新型コロナの感染拡大が続くミャンマーに隣接する。タイ国内のミャンマー人就労者は正規、不法を合わせ100万人を超えるとされ、国境検問所を通らず行き来する人も多い。密帰国者のケースはタイ人だったため発覚したが、新型コロナに感染したミャンマー人不法就労者が密入国した場合、追跡は困難とみられる。
《newsclip》

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