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ミャンマー人不法就労者17人保護、新型コロナで雇用者が捨てた?

2020年12月24日(木) 01時15分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、バンコク西郊サムットサコン県のプラスチック工場で不法就労していたミャンマー人17人が22日夜、バンコク南郊のサムットプラカン県で保護された。

 保護された17人はタイ人の工場関係者に車でサムットプラカンまで運ばれ置き去りにされたなどと話している。

 サムットサコンではミャンマー人労働者が感染源とみられる新型コロナウイルスの大規模クラスターが発生し、タイ当局が感染状況や感染経路などの調査に乗り出している。プラスチック工場の関係者は調査で不法就労が露見することを恐れ、ミャンマー人労働者を他県に捨てたとみられる。

 サムットサコンはタイの水産業の中心地で、漁船、魚市場、水産物加工工場などで数十万人のミャンマー人が就労している。新型コロナのクラスター発生を受け、同県は19日から、市場、娯楽施設などを閉鎖、夜間の外出を事実上禁止するなど、都市封鎖(ロックダウン)に踏み切った。

 こうした措置により、同県に住む多数のミャンマー人労働者が職を失った。新型コロナの感染源だとしてタイ人からの差別も一層強まり、厳しい立場に置かれているという。

 サムットサコン県の副知事は23日、「ミャンマー人労働者も人だ。サコンナコン、そしてタイの経済発展を助けている。正規の就労者か不法就労者かに関わらず、人道的に面倒を見るべきだ」と述べ、ミャンマー人に対する差別的、非人道的な言動を批判した。
《newsclip》


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