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ローランドDG タイ工場の生産能力4割増強、量産機能移管

2021年7月14日(水) 23時41分(タイ時間)
【タイ】ローランドDG(静岡県浜松市)は大型インクジェットプリンター、カッティングマシンなどを製造するタイ工場(タイ中部サムットサコン県)を拡張増床し、都田事業所(浜松市北区)の量産機能をタイ工場に完全に移管する。投資額は約2.5億円。

 タイ工場は2012年10月に稼働を開始した同社初の海外工場。拡張後、工場全体の延床面積は現在の6907平方メートルから9960平方メートルに、生産エリアは従来比約40%増の7162平方メートルになる。現在都田事業所で生産しているインクジェットプリンター、デンタル加工機などの量産品の生産を移管することで、生産機種数は現在の16機種から32機種に、生産能力は業務用大型インクジェットプリンター換算で従来比約40%増の1万7000台になる。増床工事は11月末に終了する予定で、増床部分を含む工場全体の本格稼働は2022年1月を予定している。

 都田事業所は2022年以降、試作品などの生産や、新製品の生産の立ち上げ支援、先進的な生産技術の開発などの役割を担うマザー工場としての機能に特化する。移管後の生産エリアはBCP(事業継続計画)の観点から一定の生産機能を維持するものの、倉庫機能の集約、オフィス機能への転用を進める予定。
《newsclip》